
「初めての大麻」
※日本国内での大麻所持、使用は法律で禁止されております。
2007年ぐらいに私は初めて大麻を吸った。
その日私は、友人Uと友人Yの3人でカラオケをしようとカラオケ屋に向かっていた。
現地には初対面の女性が3人いて、誰がつれてきたのか忘れたが3対3でカラオケをして遊んだ。
カラオケの最中、UとYが車に行っては戻ってきたりして、なにやらコソコソしていたのを覚えてる。
そしてUは、ずっと笑っている。
「なにかおかしい。」
私は違和感を感じたが、真相はわからなかった。
「これが大麻?汚ねぇゴミみたいだ」
しばらくカラオケをしていたらまたUとYが2人で車に行った。
私は、少し時間を置いて車に向かった。
「実はホモだったらどうしよう笑」
そんなくだらないことを考えながら車のドアを開ける。
「さっきからお前ら何やってんだ?」
2人は車の中で座っていた。
「別に、なにも」
ニヤニヤしながらUは答えた。
「じゃあ部屋に戻れよ、俺1人だと恥ずかしい」
こんな感じの問答を繰り返した記憶がある。
するとYが
「こいつなら大丈夫じゃない?」
と笑いの止まらないUに言った。
「実は、、、。」
と、パケに入ったマリファナを出してきた。
私は初めてマリファナを見た。
第一印象は「汚くてゴミみたい」そう思った記憶がある。
何も変わらないんだけど
私は初めてのマリファナを前にこう言った。
「初めて見た。俺にも使わせてくれよ」
もともと好奇心程度の興味があった。
先輩から聞いた話だと
食べ物がうまくなる。
死にたくなる。
でも楽しい。
時間がおかしい。
1回はやってみろ。
そう先輩は言っていたので、私はいつか一度経験してみたいと思っていた。
パイプにマリファナを入れて、みんなで回し吸いした。
私はタバコを吸っていたので、煙を吸うことに抵抗はなかった。
2人は
「効いてきた。効いてきた。」と効果を実感しているのだが、私は普段と違いがわからなかった。
「何も変わらないんだけど」
マリファナの匂いはなんというか
鼻につく匂いだけど、比類して例えることができない。
マリファナの匂いはマリファナの匂いである。
その日は、マリファナの効果を感じることができずに私の初めてのマリファナ体験は終わった。
つづく。