1.大麻栽培者への道

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1.大麻栽培者への道

目次

    「大麻栽培者への道」

    ※日本国内での大麻所持、使用は法律で禁止されております。

    2020年○月

    僕「次は一軒家か2LDK以上ですね。この規模の栽培スペースで、600WのLEDをまず3枚吊って18〜21株で1株100gを超えれば大体2000gだ。2人で分けてもざっくりワンサイクルで300万にはなりますよ。そしてどんどん再投資の形でライトを増やしていけばいい。」

    そう提案した僕は今、自宅で5畳の部屋を開花部屋にして大麻を栽培している。

    月産500〜600gの大麻を売買して生活しているカンナビスグロワー(大麻栽培者)だ。

    目の前にいるのは、そんな僕を大麻栽培の道へ誘った親方(男)だ。

    親方(男)「そしてクローンからだから開花期の60日。
    +乾燥で5〜7日。+キュア7〜14日。2ヶ月半のサイクルなんてすぐだ。ましてクローンなんていくらでも取れる。パケにベンツのキー突っ込むのはすぐそこまで来てますね」

    もちろん親方に言われたから始めた訳ではなく、大麻栽培へと続く「過程」が僕の人生の中にはそもそもあったようだ

    「ヨーロッパで初めての大麻体験」

    2019年2月

    「大麻物語?ヤベーブログがあるな」

    警備の宿直勤務でヒマな時間を持て余していた僕の、最近の宿直の時間の使い方はもっぱらTwitterだ。

    もちろん勤務中にスマホを触るのはダメだが、そんなクソ真面目に取り組む仕事でもない。
    2時間おきの巡視だけ行っていればそれで仕事は滞りなくすすむ。

    Twitterやブログで赤裸々に語られる大麻営利栽培の詳細に食いついたのは野次馬根性のせいだけでは無かったと思う。

    諸々の税金や社会保険を引かれたら残る給料はいつも十数万だ。

    楽しみと言えば月に1回や2回ライブハウスに行ってハードコアを聞いて自傷気味に酒を飲み踊ることぐらい。
    (ライブが終わる頃には大抵胃袋がひっくり返っている)

    気がつけばアラサーにも突入して、大した資格や学歴もない僕にはなんとなしに生き辛さを感じていた。

    「このままなんとなく働いて生活して、なにがあるんだ?」
    そんな疑問が常に取り巻いていた気がする。


    大麻物語を読みながら思い出した。


    ヨーロッパへ1ヶ月程貧乏旅行した時に初体験した大麻のハイ。

    ふとした縁で繋がった現地日本出身者たちがとても印象的だった。

    全員ロン毛でヒゲを生やし、ミュージシャンかアーティストかヒッピーかという風体だ。

    話の流れで大麻の話になりその扱いの軽さに驚いたものだ。
    深夜2時を回り、帰り道で通りすがりの黒人が呟く。

    「Do you need skunk?」

    なんの気なしに聞き流したが、
    「あれマリワナの売人だよ!」
    の一声ですぐに引き返して話を聞いた。

    日本円で4000円くらいで手に入ったのは3.5gの大麻だ。

    やたらコソコソと渡されたのが一応の悪さを感じた。

    けれど、薄い緑色で濃い草むらの匂いがするそれは、田舎の裏山で嗅いだ事がある気がしてさほど違和感を覚えなかった。

    当時はアルコールが大好きで他人と仲良くなる手段もアルコールに頼りがちだった。

    日が変わるまでしっかり飲んでいた僕は我慢できずに、ドミトリーに着いてすぐにジョイントを巻いた。

    もちろん皆さんご存知の通り、アルコールでへべれけの状態で大麻の初体験なんて悪手中の悪手だ。


    今思えば、薬物教育はダメ絶対しか習わない日本人だからこその失敗だろう。
    カッコつけて手巻きタバコを吸っていて、巻く事には少しは慣れていた。
    シャグに比べたら巻き辛いなあと、丸々大麻一本で巻いた。

    せっかくの大麻第一回なんだから、とイヤホンで流したのはボブマーリーの「Legend」のアルバムだった。


    そして火をつけて

    いざ、と吸い込む。

    半分ほどジョイントが燃えるまで何も感じなかった。
    こんなものなのか?と思い身体に意識を移した瞬間、神経内を巡る何かに気づいた。

    音量は上げていないのに、一吸いするたびに音楽のボリュームが上がるような感覚。

    まるで肩に小さい彼が乗っていて耳の隣で歌っているんじゃないか?と、一瞬錯覚するほど鮮明に聞こえた。

    身体の髄から音楽に合わせて動きだす。

    勝手に身体がグルーヴを刻む。

    楽器を持たなくても感覚がセッションしている。まるで自分自身が楽器だ。

    その時の時刻は夜中3時だ。

    ドミトリーは多人数部屋で二段ベットの安宿で、つい他の宿泊客に迷惑をかけないかが気になった。

    一度気になりだしたことが止まらない。
    身体は勝手に動いている。
    そして体内のアルコールのダブルパンチが決まった。

    それから一時間はトイレに篭って吐き通しだった。

    こうしていい面も悪い面も両極端に体験した初めての大麻だった。

    量の間違いやアルコールとの併用の注意など他の人から指摘を受けたのはその後のことだった。

    それでも懲りずに何度も乗りこなせるまでチャレンジしたのは言うまでもないだろう。

    そんな数年前の体験を想起させるブログを読んでふと一つの呟きがこぼれた。

    「そんな悪くなかったよなあ、大麻」

    もやもやを抱えながら働き、深夜のテンションで読み耽ったブログに影響を受けるのも時間の問題だった。

    つづく

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