大麻オート品種で最大の収穫を得る方法
オート品種(オートフラワー)は私達の大麻の基本概念(1年草、長日短日サイクル)を覆し、光の時間を変える事なく自動開花してくれます。
更には栽培室(イングロウ)にて結果にコミットする事が出来る遺伝子を時間を掛け交配させ、私達への信頼を結果で獲得させてくれるまで大麻は変革しました。オート品種は大麻栽培の常識を変えました。
以下はオートフラワーでの収量を最大にするためのガイドです。
あなたのオートフラワー自身の持っているポテンシャルを可能な限り引き出し、最大の収穫を得ることが出来るはずです。
オートフラワーの収穫量を限界まで高める
オートフラワーは成長が早く、前述したように開花までの光の時間を気にする必要がありません。
大麻の栽培をより簡素化したオートフラワーは、時間を掛けて高品質な品種がマーケットに出回るようになり、近年非常に人気が出てきています。
では、オートフラワーの収穫量を増やす為に何をすれば良いのでしょう。
私達グロワーが出来る事が幾つかあります。
オートフラワーは通常より大きな鉢を使おう
これは「大きな鉢で育てなくてはならない」という認識で概ね理解して問題ないでしょう。
オートフラワーの大麻は、約10ー12週間という短い期間で苗から収穫までを迎えます。
ハーベストまでの各工程の展開が早い分、途中で多くのストレスを受けていたり、他の要因やアクシデントを受けてしまうと成長が遅くなり収量は著しく減る事になります。
移植時のリスクを無くす為に大容量ポットに直接種を蒔くスタートでも良いでしょう。
発芽させてから、大きな鉢に直接植えても良いでしょう。
これは健全な根を早めに育てる必要があるからです。
大きな鉢とは
鉢が大きければ大きいほど、根が発達して植物が大きくなります。
小さすぎる鉢を使用すると植物の発育や生産量が減ってしまいます。
植物に負担をかけずに最大限の効果を得るためには、15~20リットルの鉢を使うことをお勧めします。
これ以上大きすぎる鉢は下地や肥料を無駄にしてしまいます。
鉢の素材を考慮する
健全で強い根とは、素晴らしい収量を持ち合わせた力強い大麻を意味します。
では、その健全であろう根を囲う鉢をイメージして下さい。
まず最初に出るのはプラ製、もしくは陶器、手慣れた方なら人気のエアーポットなどを思い浮かべるでしょう。
果たして見えない土の中のその根は、本当に健全なのでしょうか?。
では布製のポットはどうでしょう?。
知っているけど未経験、知らない方もひょっとしたら多いのではないでしょうか?。
実は布製のポットは大麻にとっての全体的な生育にとても適している事が分かりました。
そして布製のポットは水はけが良いため、水をやり過ぎてしまう事故が起きる事がほとんどありません。
成長の媒体『土の中の空気の流れ』を忘れずに
オートフラワーは成長が早く、勢いよく成長していきます。
オートフラワーは成長のスケジュールが遺伝子レベルで決まっているので、私達には限られた時間しか向き合う事が出来ません。
可能な限りの方法で成長をサポートする必要があります。
緩くて風通しの良い培地は、オートフラワーが根を張りやすくさせます。
育成スペースの兼ね合い状、鉢をコンパクトにせざるを得ない場合は、パーライトやコココイア(ココナッツを加工した後、残りの繊維を集められた物)を加えることで、オートフラワーに適した土壌にする事が出来ます。
根の刺激剤を追加
根の発達をサポートするもう一つの方法は、根の刺激剤を加えることです。
そのための良い方法の一つが、培地に有益な菌類を導入することです。
菌根菌は、養分と水の取り込みを増やし、植物を病気から守り、最適な生育環境を促します。
播種は屋内で
イングロウもアウトグロウも大麻草を育てる場合、苗は必ず室内で育成させましょう。
あなたとあなたの大麻は、グロー初日から同じ時計の針をこれから刻んでいきます。
苗は刻々と根を広げ、自らを逞しく大きくさせる為にエネルギーを確保したいと思っています。
白色のCFL、適切なLED、あるいは日当たりの良い窓辺が苗には適しています。
植物の成長がスムーズに進む事が出来る環境を確保するだけで、準備が出来ていてもいなくても、オートフラワーは予定通りに開花します。
作物を支持させる構造、機構
植物を直立させ、芽を健康に保つためには、杭などでサポートが必要になるかもしれません。
これらにはいくつかの方法があります。
竹の杭や紐、トレリスネット、トマトのケージなどを使って、枝やバッズが重くなり垂れ下がる事などにより光を得られないのを助けてくれる支柱を意味します。
日照時間を決める
オートフラワーおよび、大麻成長期の日照時間は光合成を最大にしたいのであれば24時間の光のサイクル、電気代を節約したいのであれば18/6が最も一般的になります。
少ない光で育てることは可能ではありますが、大規模な収穫を目指したいので出来るだけ多くの光量(ルーメン)を与えたいと思うでしょう。
屋外で栽培すれば、あなたのオートフラワーは夏の好天の中で大繁栄します。
母なる太陽、自然の光量は、どんな人工電球よりも強力です。18時間の照射も必要ありません。
ですがアウトグロウイングは同時に高いリスクも伴います。
イングロウによる確実な収穫か、リスク有る高収穫か悩みどころですね。
逆浸透圧水
水道水はフッ化物、塩素で汚染されていたりします。
土壌中の微生物の健康的な成長を妨げ、他の不純物が含まれていたりすることがあります。
つまり、あなたの家庭の水が場合によっては大麻のために良いことでは無い場合があります。
これらは逆浸透水を使用してこれを解決することができます。
逆浸透とは濾過された水を意味します。
水のミネラルプロファイルを総制御された水を指します。(バランスを調べ不足する項目を明らかにされたもの)
これは、あなたの植物の成長とあなたの収穫量に大きな違いをもたらすことができます。
栄養成分とPH
オートフラワーは屋内では比較的小さく育ちます。
オートフラワーではないフェミナイズドに比べて、栄養素を吸収する量が少ないです。
通常の肥料を使用している場合、最初はメーカー推奨量の50%、あるいは25%から始めるのが良いでしょう。
土壌栽培者は控えた肥料を与えることをお勧めします。
肥料の多い土壌は肥料焼けを起こしてしまいます。
酵素、ビタミンB、有益な菌類などのサプリメントを除けば、オートフラワーは短い生育期に大量の基本栄養素を必要としません。
質の良い土壌であれば、植物は収穫までの間、追加の栄養素がなくても大丈夫なのです。
どうしても早い段階で土に栄養分を追加しなければならない場合は、控えめにしましょう。
一般的には、開花期に必要な栄養素とブースターだけで十分です。
開花期であっても、低~中程度の量の養分で十分です。
肥料のやりすぎはオートフラワーの栽培者がよく犯しがちな失敗の1つです。
気候管理を優先する
苗や若い植物は、より湿度の高い環境を好みますが花を咲かせる植物はカビや腐敗を避けるために湿度を大幅に下げる必要があります。
時には、扇風機を立てかけたり、窓を開けておくだけで、最適な生育環境を作ることができます。
それでも足りない場合は、ヒーターやエアコンなどを使用した栽培室を検討してみましょう。
二酸化炭素
植物はCO₂を光合成の燃料にしていることが科学的に証明されており、栽培スペースにCO₂を多く入れれば、成長率や大きさに顕著な差が出るはずです。
栽培室の他の条件がすべて最適な状態であれば、CO₂を与えることに意味があります。
温度、湿度、水、養分などに問題がある場合は、CO₂システムを検討する前に、まずこれらの問題に対処してください。
植物を訓練する(ローストレストレーニング等)
低ストレストレーニング(LST)とは、初心者でもできるトレーニング技術です。
その名の通り、植物に大きなダメージを与えない低ストレスを与える技術です。
茎や枝を丁寧に曲げて縛り、横方向の成長を促すだけです。
こうすることにより多くの芽の部分がライトに照らされ、結果的に太ったバッズと収穫増を得ることができます。
もしあなたが熟練した栽培者で、植物にナイフを当てることが怖くないのであれば、トッピングも良いでしょう。
ただ、これらのより複雑な植物のトレーニング方法を検討する前に、他のすべてがコントロール出来ている事が何より大切です。
SEA OF GREEN (SOG)
緑の海(SOG)とはスペースを最大限に活かして収量を最大にするための方法です。
多くの小さな植物を近接して栽培します。
この方法は特に、小規模な栽培環境では効果的です。
オートフラワーは成長が早く、背丈が低いので、SOG向きです。
剪定や過剰な取り扱いは必要ありません。
プログレッシブハーベスティングを使用する
通常、作物の上部の花は下部の花よりも早く成熟します。
収穫準備ができたバッズを切り落とし、残りのバッズが熟すのを待ちます。
各収穫の間に1−2週間待ち、収穫の準備ができているかどうかを確認します。
ほとんどのオートフラワーは、 2回の収穫サイクルがあります。
オートではないフェミナイズド品種は、それ以上の収穫サイクルが必要になることもあります。
大麻栽培の達人はまだ何処にも誰も居ません。
エキスパートになるためには、注意を払い、栽培に使用された各プロセスを注意深く記録する必要があります。
「この状態では、この方法でのみ通用する」
「この技術が、この種類には最高の収量をもたらす」
等、適所に気がつくことができます。
大麻を栽培していると、常に何かがうまくいかないことがあります。
高収量を得るための鍵は、問題が発生したときに迅速かつスマートに問題を特定することです。
プロセスを改良すれば、植物の健康と収量は時間の経過とともに改善されていきます。
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