ハウス栽培、温室で大麻を育てる方法

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ハウス栽培、温室で大麻を育てる方法

目次

    屋外栽培と屋内栽培の特典を組み合わせた、ハウス栽培の効果的な栽培方法のすべて学びましょう。

    温室で大麻を栽培すると成長サイクルを延長することができます。
    また、温室で大麻を栽培することは、屋外栽培の利点と屋内栽培の利点を兼ね備えているため、栽培をする上で最も理想的と言われています。

    今回のブログでは、その方法のヒントやアドバイスを教えます。
    まだハウスを持っておらず、こらからハウスを建設したい場合は、その方法もご紹介します。

    なぜハウスで大麻を育てるのか?

    屋内グロウテントで育てたり、庭を含む屋外で、野ざらしで育てたりするのではなくハウス栽培、温室栽培の利点を見てみましょう。

    成長サイクルを延長

    曇りの日は照明を追加し、日照時間が短くなるのを補うよう徐々に長くしておくだけで、長日栽培期間を秋と冬であっても延長できます。

    同様に、冬が終わる前に新しい成長を開始したい場合は、自然光を補うために低電力のライトを追加すれば良いです。

    大麻を成長させるための理想的な微気候の調整

    ハウス環境は、肌寒い野原や庭よりも平均気温に耐えることができます。
    さらに、寒い季節や暑い季節には、必要に応じて温室を暖めたり冷やしたりできます。

    ヒーターや冷却システムがなくても、温室はより一貫した範囲を提供します。
    より一貫した微気候の調整は、より健康な植物とより大きな収穫へ導けます。

    年間を通しての栽培が可能

    温室内の気候は、たとえば窓を開けたり、ファンを設置したりすることで簡単に制御できます。
    また、温室の壁は内部の湿気と熱を季節毎に合わせて一定に遮断し保つので、一年中栽培することができます。
    気候と光への露出に対するこの制御は通常の屋外栽培では不可能です。

    一貫性のある収穫

    温室の収穫は、量と質の両方において時間の経過とともにより平均化する傾向があります。
    これは今日生産されている市販の医療大麻の大部分が温室で栽培されている理由の一つです。

    屋内での成長よりもエネルギー効率が高い

    自然の日光を利用できるため、温室での栽培は遥かにエネルギー効率が高くなります。
    また、部屋やテントで育つ場合に比べて電気代が低くなります。

    外的要因から保護される

    屋外栽培とは異なり、温室は植物を外的要因から保護されやすくなります。
    大切な大麻を傷つける降雨や嵐の脅威はありません。
    さらに、温室は動物や害虫による被害が明らかに軽減されます。

    泥棒や警察から安全に保つ

    温室は第三者に見つかるリスクを大幅に減らし、収穫まで安全に成長する事を可能にし安いです。

    ハウス栽培の投資金額

    規模にもよりますが、ハウスを設置する投資金額は比較的、少額で済みます。
    DIY温室の建設も可能です。自然光と手で水をまくだけで良く、高価な栽培設備は必要ありません。

    温室で大麻を育てるには?

    大麻の栽培にはチェックする多くのポイントがあります。
    ハウス栽培も例外ではありません。

    ただし、屋内および屋外栽培との方法論の違いが幾つかあります。
    これは、温室の成長を成功させるために実行できる手順のリストです。

    適切な株を選ぶ

    個体差とは、それぞれ持っている個性がどのように成長するのか、言うならば異なるポテンシャルを意味します。

    ハウスセットアップに最適な大麻の種類は、最終的に地域の気候、利用可能なスペース、人工グローライトの使用など、様々な要因によって異なります。

    もう少し深く掘り下げてみましょう。

    オートフラワー

    自然光を利用して栽培する場合、オートフラワー種はハウス栽培に非常に適した個体です。

    オートフラワーは開花に必要な短日設定(光のスケジュール)を必要としないので、日光への露出の変化によって起きるストレス、その他の弊害、フェミナイズドされた大麻の様に収量の変動が起きにくいです。

    これはまた、理想的な環境条件をサポートしている限り、温室内ではいつでもオートフラワーを迎えられ、いつでも収穫できることを意味します。

    ほとんどのオートフラワー品種は小さくコンパクトサイズに育ち、グロウスペースが限られている場合に役立ちます。

    これは通常の小さな室内栽培のセットアップの場合です。

    小さな植物からの低い収量ではなく、利用可能な最大スペースを使用する事により、ハウス栽培ではオートフラワーは多く収穫出来るように育てることができます。

    フェミナイズドシード

    ハウス内で長日短日の1年サイクルのフェミ種を栽培することは勿論可能ですが、自然光のみを使用している場合は、いくつかの制約があります。

    これらの株は、受ける光の時間に基づいて開花するため、季節に依存して開花を刺激します。

    グローライトを設置し、タイマーを設定し、成長を制御することが出来ますが温室を耐光性にする必要があるかもしれません。

    そうしないと、自然光が人工照明のスケジュールに干渉し、独自の問題が発生する可能性があります。

    温室で大麻を育てる時のもう一つの問題は、LSTと剪定を重ね、上へと成長するのを防ぐ必要があるかもしれないという事です。

    特に日光のみを使用している場合、大麻は背が高くなり、樹木の様になる可能性があり、適度な高さを保つためにトッピングやスクロギングなどが必要になる場合があります。

    換気が出来る窓の重要性

    主なエネルギー源として自然光を使用する場合は、換気が出来る窓を設計、計画する必要があります。
    理想的には、春に日照時間(および気温)が上昇し始めたらすぐに準備を整えましょう。

    温室は屋外よりも高い温度を維持しますが、大麻をハウスで栽培する前に、霜のリスクがなくなるまで待つ必要があります。

    お住まいの地域と地域の気候に応じて、これは春の早い時期、またはかなり遅い時期になる可能性があります。

    屋内での発芽

    上記に基づき、屋内で種子を発芽させ、低電力のCFLで苗を育てて安定したスタートを切りましょう。
    苗は小スペースで安価なCFLで立ち上げが可能です。

    成長期を最大限に活用出来る屋外での栽培を日光を使って行いましょう。

    室内とハウスの反復

    苗が少し大きくて強くなると、約1〜2週間後には現在の成長環境に徐々に慣れてきます。

    ですが、居心地の良い屋内からハウスに突然移動しないでください。

    毎日、数時間おきに屋内外を行き来させる事を最初の数週間は心掛けて下さい。

    そうする事によりストレスが軽減され、植物は問題なく成長し続けることができます。
    あなたの大麻は、特にこの段階では敏感なので、十分に観察を重ねて注意をして行いましょう。

    天候に応じたサプリメント照明

    ハウスの素晴らしい点の1つは、自然光をグローライトを追加する事で補うことが出来ることです。

    曇りの天候であっても収穫の減少を恐れることなく克服することができ、電気代は場合により屋内より遥かに低くなります。
    太陽がたくさんある適切な気候で成長している場合は、補助光は必要ないかもしれません。

    それでも、補助光の準備ができていることは栽培者にとって決して悪いことではありません。

    ブラインドまたはカバーを使用して開花を促す

    ハウスは、光の剥奪技術を使用して大麻を強制的に開花させることを可能にします。

    この強制開花は、精巧なタイマー付きシャッターを設置し大麻を覆い隠すこともできますが、単純な遮光カバーやブラインドを使用して僅かな投資で開花を実行する事が出来ます。

    いつでも大麻を開花させる事が出来る事に加えて、遮光カバーは光害(近くの街灯など)を防ぐのにも役立ちます。

    ハウス栽培で快適かつ素晴らしい収穫を達成する為のテクニック

    目の前のあなたの温度計を見てください。
    部屋での栽培とは異なり、ハウス内の温度は大きく変動する可能性があります。

    たとえば、直射日光の当たる温室は、植物が処理できる温度を簡単に超える可能性があります。

    最高温度と最低温度を記録出来る温度計を設置すると、一定の読み取り値が得られるため、セットアップで追加の加熱または冷却が必要かどうかを判断できます。

    ファンの取り付け

    ハウス内の密閉された環境は、高湿度を促進する可能性があり、カビが収穫を脅かす可能性があります。

    リスクを減らすために、温室に適切な空気の流れが常に有るようにする為に、開口部があることを確認してください。

    植物全体にそよ風を吹き付けるファンは、湿度レベルを抑制し、高温および湿度の高いエリアが生まれないよう防ぐのに大いに役立ちます。

    スペースを計算する

    ハウスの栽培スペースは限られているので、実行可能な株数を計画して始めましょう。
    ヘイズのDNAを持った巨大になる個体は避け、予想される最終的な高さを確認します。
    SOGを使用する小さな個体は温室に最適な品種です。

    水やり

    ハウス栽培は成長プロセスに対して柔軟に対応出来ます。

    手動での水やりや、点滴灌漑やミストなどの様々な水やりシステムから選ぶ事が出来、成長操作を完全に自動化することもできます。

    温室を確保する

    多くの栽培者はハウス栽培に惹かれるでしょう。
    でも、ハウス栽培は望まない問題を引き付ける可能性も持っています。

    詮索好きな隣人のテリトリーや、視界にハウスが配置されている場合、その透明な壁は日光を通過させますが、あなたの貴重な大麻も明らかにさせます。

    盗難警報器とカメラ、または少なくとも温室のドアをロックを設置し、セキュリティレベルは自身で上げましょう。
    施錠されたハウスは、野外で大麻を育てるよりも、泥棒に入られ可能性が確実に下がります。

    ハウスを清潔に保つ

    土は害虫や病気を引き付けるので、ハウスは常に清潔に保つ必要があります。
    落ち葉、収穫後の枝などの瓦礫は、カビや害虫が潜んでいる可能性があります。

    病気や害虫がハウスの内部に巣食うのを防ぐために、無菌の土壌と容器を使用し、必要の無い物は廃棄する習慣をつけてましょう。

    出来る事ならば新しいシーズンを始める前に、全ての鉢と、道具、ハウス全体を年に1回徹底的に掃除することをお勧めします。

    温室ハウスで大麻を育てる(結論)

    ハウスで大麻を栽培することは、屋内屋外の両方の長所を提供します。

    日光を利用した大規模な収穫、環境の管理、風や天候からの保護、エネルギーコストの削減は、説得力のある結果へ導きます。