屋外栽培は多くの日光を浴びられる最高の栽培環境!!

より多くの日光を浴びられる屋外は大麻もさらに元気に育つため、最高の栽培場所です。
照明が漏れる心配もありません。

栽培部屋から閉め出されるダークピリオド(無照明時間)も電気代の請求書もありません。直射日光は育成にも良く、室内栽培のように茎の上部だけでなく下部まで同じように元気に育ちます。

しかし屋外、温室の外には苗を枯れさせるさまざまな要因があります。

苗を食べてしまう動物や、栽培物に害虫が住み着いたり、嵐にさらされれば雨や風はせっかくできたバッズをちぎり飛ばしたりします。

こうした理由から屋外栽培よりも室内栽培のほうが良いのですが、これまで吸った中で最高の大麻は屋外栽培のものでした。
やはり太陽には勝てません。

野外で本格的に大麻を栽培するなら、フェンスをきっちり立てて最低でも2週に一度は栽培地に行きましょう。
出来るなら、より頻繁に行ったほうが水不足で枯れる心配もありません。

温室がなければ土に植えることを勧めます。
屋外での水耕栽培は水分の蒸発が早いので枯れるリスクが高くなります。

温室や栽培地の場所の選定には陽当たりがもっとも大事な問題です。裏庭で育てるのであればどこが一番長く陽が当たるのかを調べましょう。
もちろん外から見えないなどの要素も考慮しなければなりません。

人目に付かず冬でも十分に陽が当たる場所(最低でも午前8-10時から夕方4-5時)があれば理想的です。

北緯30度以北に住んでいる人の場合は冬の日照時間が短いので大麻栽培は困難です。

多くの栽培者は真冬の温室栽培を嫌うため春や秋の陽当たりを基準に冬の栽培を行います。

通常は南斜面が最も陽当たりが良く、北側でも大きく開けた場所であれば問題ありません。東、西も1日中陽が当たるのであれば良い場所です。
ある書籍には午前の陽光は午後よりも植物の育成に良いとの記述があったので、どちらを選ぶか迷ったら午前によく陽が当たるほうを選びましょう。

温室を物置や人の注意を引かないものに偽装するには、壁の1枚と屋根は白く塗り、その他の部分は色つきのプラスティック、PVC、フィロン、ガラスなど塗った色と似た色の素材を使うか、もしくは金属素材のように白や銀色で塗ります。

あたかもずっとそこにあるもののように、太陽の光をさえぎらない範囲で周囲に雑草や木を植えます。

屋外ではフィロン(ファイバーグラス)やPVCシートで作った囲いの中に苗を植えます。

または透明の温室用シートを購入し石灰で作られた白色塗料やエポキシレジン塗料で白もしくは灰色に薄く塗ります。
このほうがフィロンやPVCよりも陽を通しやすく、しかも内側が見えません。

エポキシレジン塗料はフィロンシートを何シーズンにも渡って長持ちさせます。
透明のフィロンシートを淡い灰色で塗れば外からは金属のように見え、偽装にも役立ちます。
通常のペンキでもいいのですがエポキシ系ほど長持ちはしません。
また太陽光を遮断しない程度に出来るだけ薄く塗るようにしましょう。

土壌が粘土質や砂利の場合は、大きな穴をほって植えないと根が育ちません。

草原地帯などの土壌は良いと思いますが、野外栽培予定地の土壌は必ずしも良いとは限りません。

土壌の違いは平均1.5mの高さの大麻を収穫時には3mの巨大植物に変貌させます。

根が育つスペースが広い分、鉢植えよりも直接土に植えるほうが良いでしょう。

土耕栽培の場合は室内よりもかなり大きく育ちますが、その分1本1本にスペースが必要ですので良く考えて植えるように。

一度植えたら植え替えはできません。動かしやすいからと鉢植えを好む栽培者もいるでしょう。
深い穴を掘っておけば大麻がフェンスの高さを超えて育ったときも隠す事ができます。

また鉢植えで動かせたため予期せぬ障害(家の修理のための職人や火事など)から大麻を守れた栽培者もたくさんいます。

屋外栽培では栽培場所の上に屋根をつけるのが一番です。

海外で聞いた話ですが、大麻がフェンスの高さ近くまで育ってきたため屋根をつけようと材木を運んでいました。
その際何かを盗んでいると勘違いした警官にとがめられ、フェンス越しに覗かれたせいで大事な大麻まで見つかってしまい、逮捕された事があるそうです。

もしも、その時警官が見たものが物置小屋の屋根であれば逮捕される事もなかったはずです。

この話から得た教訓は大麻が大きく育ちすぎる前に屋根を付けること、もしくは低いままで育つようにトレイン(枝を曲げたり、折ったりする)することです。

家から離れた自然の中で栽培する場合、セキュリティーの次に水の供給が悩みどころです。

近くに水道がなければ何かに水を詰めて持っていかなければなりません。

水は重いし運ぶのも大変です。
出来るだけ水道に近い場所を選び、せいぜいバケツで運べる程度の距離にしておきましょう。

奇抜なアイデアですが近くの高い山から水を引いてくるという手もあります。

水が湧いているところからホースで水を引いてくれば高度の関係で常に低いところへ流れてくるので点滴システムのように絶えず給水できることになります。

5ガロン(18L)入りのアルミ缶にたくさん穴をあけ、川や湧き水のあるところに石で固定して沈めれば外から見えず、そこからホースも地中に埋めて栽培地まで引いてくれば完璧です。

ちょっとした工夫で労力を大幅に節約、しかも何年でも使えます。