大量生産!!大麻を交配をさせずに繁殖させるクローン技術で増やす方法
クローンとは交配をさせずに繁殖させる事です。
成長期に元の株から切り離された枝が水耕栽培の培地で単独の株として成長を続けるのです。
クローンは元の木の特性をそのまま受け継いでいます。
お気に入りの株があればそこからクローンを作れます。
たった1本の株からSOG栽培も可能なくらいに増やせるパワフルな栽培法で、お気に入りの品種で瞬く間にクローゼットを一杯にすることが出来るのです。
幸運にも人生の相棒と呼べるようなお気に入りの株が手に入れば、その株は何十年でも受け継ぐ事ができるので孫にまで伝承できます。
クローンで増やした株を仲間と共有しておけばもし自分の株が枯れてしまってもまた復活させる事も可能です。
クローンの繰り返しは軽く20回以上出来ますので元気がなくなるなどの作り話は心配しなくて大丈夫、多くのレポートはそのようなことは問題にならないといっています。
クローンを作ることでカビや害虫によって株が全滅する恐れもあるので、親木の選定はカビや害虫に強いものを選ぶ必要があります。
多くのクローンを作るに当たり信頼できる株を選ぶ基準は健康度、成長スピード、害虫への抵抗力そして多くの花をつける繁殖力です。
Highになる成分の質や、トリップのタイプも非常に重要な選択要素となります。
クローン用の枝を切るのは栽培容器を育成エリアから開花エリアへ移す前に行います。
下部の枝を切ることで葉の茂る上部への空気の循環も促します。
根が付いたクローン株は育成エリアに移し、切り取った株の枝は新しいクローンエリアに移します。
クローン、育成、開花のそれぞれの段階は4-8週間を目安にし、各段階を継続的にすると6-8週間ごとに収穫を行えます。品種によってはクローン株を作るのが難しいものがあります。
BigBudはクローンに向いていないようです。
これまで私が吸った中でも最高のお気に入り、Mr.Konaのクローンを作るのにもとんでもない苦労をしました。
他の種類は簡単に根が付くにもかかわらず、良い草は簡単には作れないということでしょうか?
あなたも幻覚剤のような効果を持つインディカ種とサティバ種のハイブリッドを一度吸ったら、純粋なインディカ種を吸う気にはならなくなるでしょう。
それでもインディカ種は気持ちを落ち着ける効果があるので何本かは育てていますが。
収穫したらまずは試してみてからクローンを作るかどうか決めましょう。
2,3違う種類を選んでクローンを作るといいでしょう。
クローン株は24時間照明の当たる部屋で育成します。
数週間で再生するのでこれでお気に入りの株をキープできます。
元の親木を成長段階に留めておけばはどんなときでもお気に入りの品種を再生できます。
逆にすべてのクローン株を開花させて1本も親木になる株がなくなってしまうと、気に入った品種も断絶してしまう可能性があります。
以前、私もこれで大事な品種を失いました。
収穫が終わった株の再生に失敗し完全に枯れてしまった上に、誰にもそのクローンを株分けしていなかったためお手上げでした。
その後、幸運にも友人が同じ品種を栽培していたおかげで何とか親木として育てクローンを作り出せました。
2ヶ月あればたいていの品種はクローンを作れます。
花が咲いている株からもクローンは作れますが大変時間がかかります。一番良いのは収穫の終わった株を再生株にし、1度収穫を終えた1本の木から何百本というクローンを作り出す方法です。
この場合、枝を切り落とす前の1週間は与える窒素を少し減らしておきます。
こうすると親木は緑色が少し薄い状態になり根が早く出るようになります。通常の剪定を行うのと同時に、株の下部1/3以下の部分から枝を切り落とします。
成長段階にある株から新芽の付いた枝を切り取り、これが高さ7cmから12cmくらい、茎の直径が2~5mmになるまで育てます。
切り取りにはよく消毒したカミソリやナイフを使いましょう。
5cmほど斜めに切ったその枝の端を3.7Lの水に対して1/4スプーンのPeters5-50-17を溶いた養分液に浸します。
説明書に従ってクローン液に浸した後、RootToneFをまぶしクローン用トレイもしくは培地に置きます。
開花期の株からもクローンを作れますが時間がかかる上に成功率も高くありません。
根を張らせるための培養液につける、換気の良い暖かい場所に置く、強すぎない光と高い湿度がクローン作りのコツです。覆いをかけたトレーに2.5cm角のロックウールを置いて、そこに切った枝を挿すとうまくいきます。
クローゼットで栽培しているのであれば育成エリアの上に棚でも作ってトレーを置けば、温度も光もちょうど良いでしょう。
予算があれば水槽用のヒーターや園芸用保温シートとサーモスタットをつけて効果を高めることも出来ます。
10cmの蛍光灯を設置して24時間光を当てれば、2,3週間で根が出てくるはずです。
リンの多い肥料(Peter 5-50-17など)、微量元素、エプソムソルトを培養液で薄めた溶液に培養液の使用説明に沿って枝を浸します。
上記の3つの混ぜ物は極微量(通常の使用量の25%)で十分です。
もしくは最初から市販されているOlivia Rooting Solutionなどを使ってもいいでしょう。
成分が同じなのでコーンシロップはクローン作成中の糖分補給にいいでしょう。
RootToneFなどの粉末殺菌剤も使うことで菌やカビでクローンがだめになることも防げます。
根を張らせるために整えた環境は菌が繁殖しやすい環境でもあるので、十分気をつける必要があります。
強すぎない光、22-26℃の温度、高い湿度ロックウールを使う場合は培養液に空気を送り込む必要はなく、6mmほどの深さの培養液に浸しておくだけで自然に水分を保ってくれます。
クローンを植えたロックウールキューブは等間隔に置き、1日1回上からも水を吹きかけることで水気を保ちます。
枯れてしまったりうまく根が出ないクローンはすぐに捨てて、健康なクローンを守りましょう。
また培養液を満たしたトレーに、穴をあけた使い捨てのプラスティックの皿や梱包シートを浮かべ、その上にクローンを置いて根が出る切り口のほうだけ浸すことで枝や葉の部分が液から出ている状態にする方法もあります。
大きな葉は取り除き、先端部の小さな葉だけを残すことでまずは根を出すことに集中させます。
培養液にはエアーポンプで空気を送り込み、22-26℃に保ちましょう。
エアーポンプを使わない場合は液内に十分な空気を取り込むために、毎日培養液を取り替えましょう。
1週間後には黄色く変色した葉を取り除き、養分が全て根にいくようにします。
トレーは透明な蓋がついたものを園芸店で購入します。
クローン作成には高い湿度を保つことが重要です。
専用のトレーを買いたくない場合はクーラーボックスにセロファンを張り、光が中まで届くようにしたもので代用できます。
もしくは穴をあけたフローラルフォームやバーミキュライトを入れたカップにクローンを直接挿すことも出来ます。
この場合は培地の中で枝が確実に水分を吸収できるようにします。
ジフィーピートはクローンには向いていないのでお勧めしません。
培養液を入れたトレーに前述の培地を置き、日に2回は過不足なく水分があるか確認します。
2,3週間で小さな根が生えてくるはずなので、根の部分を触らないように注意しながら育成エリアへ移します。
ある栽培者さんは、クローンを以下のような方法で作っています。
0.前準備としてまずクローンにする枝の大きな葉を全て落として切り口がふさがるまで待つ
1.根が生えてくる部分となる切り口を水の中に漬けた状態で、斜めに切りなおす
2.Rootoneにつけて、バーミキュライトとペアライトを等分に入れた470mlのカップに茎を5cmほど差込み、カップごと発泡スチロールの保温箱に入れる
3.水に薄く溶いた肥料をスプレーする
4.保温箱の上部をサランラップで覆い、空気が入るように穴をあける
5.箱ごと暖かい、光が強すぎないところに置き、毎日肥料を溶いた水をスプレーする
6.3週間で根が出る
クローン栽培は種から発芽させるようには簡単ではありません。
種からであれば6週間以内に45cmの大麻に育ちますが、クローンの場合はようやく根が出て成長が始まる程度です。
室内のスペースに余裕があれば種からのほうが半分以下の時間で収穫できます。
ほとんどの栽培をクローン株で行う場合も、種からの栽培もいくつか残しておけば万が一クローンが全滅してもまたやり直しがきくからです。
クローンの場合もエアーポンプが不要なロックウールが一番良さそうです。
根が出れば大き目のロックウールに植え替えるだけで簡単です。