栽培時に2倍の二酸化炭素を与えれば大麻の成長スピードを速める事が出来ます!!
大麻栽培環境の二酸化炭素の量を2倍に増やす事で成長のスピードを速められます。
植物は現在より何倍も二酸化炭素のレベルが高かった原始時代からこうして進化してきたのです。
二酸化炭素を使って光合成を行い、糖を作ることで細胞を増やし成長するのが植物です。
二酸化炭素が増え、より多くの糖分を作れるという事はそれだけ驚異的な成長を促すのです。
炭酸ガスボンベシステムを導入すると安全、コスト、簡便さの面において悩みの種になることもます。
開花期は葉が最大限に茂っている事で周囲の空気が循環しにくいため、炭酸ガスを最も使う時期でもあります。
閉め切った温室やクローゼット、寝室で栽培し、開花時間を短縮して収穫量を増やす目的がないのであれば、通常の室内栽培(開花させるときだけ屋外に出す)の場合、炭酸ガスに関して気にする必要はありません。
中規模の室内栽培の場合、ひとつの方法として溶接器具を扱う店から炭酸ガスボンベを購入する方法があります。
初期投資としては高くつきますが長い目で見れば十分採算が取れます。
この方法は大きすぎず、小さすぎない空間での栽培にのみ有効です。
基本的な炭酸ボンベタンクシステム9kgのガスボンベ レギュレーター タイマーもしくはコントローラー 炭酸ガスの充填 温度調節機と連動した排気ファンを含む炭酸ガスボンベシステム設置コスト炭酸ガスは天然ガスを燃焼させる事で安価に作れるものですが熱と一酸化炭素は屋外へ放出しなければなりません。
溶接器具を扱う店からボンベごと買うかリースできます。
もし用途を聞かれたら古い溶接機を使って修理するためとでも言って誤魔化しましょう。
小さなクローゼットであればボンベは2ヶ月は持ちます。
もちろんこれは使用頻度や換気の回数、照明時間、壁やドアの隙間の有無、二酸化炭素濃度の設定、散布方法などによって変わります。
ですが、狭いクローゼットでこの方法はやりすぎかもしれません。
排気ファンを止めている間は、照明を点けた状態で少量の炭酸ガスを葉に直接吹きつけ続けると良いと一般的には言われています。
炭酸ガスを出し放しにすることも出来ますが、これはコストがかかります。
照明がついていないときは炭酸ガスは不要なので、開花期は照明タイマーと連動した炭酸ガス装置を設置することでガスの使用量は半分ですみます。
同様に排気ファンが動いているときもガスは不要なので照明がついている時間のさらに半分となります。
これでガスの使用量を節約できます。
様々な製造業では環境対策として製造工程で発生するCO2(炭酸ガス)をボンベに詰めて販売しているので、こうした炭酸ガスを使う事はリサイクルにも役立ち、環境保護にも貢献できるのでお勧めです。
発酵式、CO2発生器、ベーキングパウダーと酢の調合などはどれも新たにCO2を発生させ温室効果を促進するため環境に悪いのです。
発酵や器具を使って炭酸ガスを作る事も可能です。
簡単なものとしてはガスヒーターがあります。
発生したCO2がきちんと栽培エリアに送られ、熱せられたCO2を苗が置いてある低い部分に吹き付けるファンがあれば(熱い気体は通常上に上がる)この方法は効果的です。
また火の用心と、熱を逃がすための対策が必要です。
さらに栽培部屋は照明時間の半分は換気が必要なのでその間はCO2の効果は無く、実際の効果は1日数時間です。
そのためこの方法は大規模な栽培にしか向いていません。
発酵式やベーキングパウダーと酢の調合でCO2を発生させるのは最小限の換気で済ませられるところであれば有効ですが、照明による室温上昇のために頻繁に換気する部屋では役に立ちません。
閉め切った部屋でベーキングパウダーに酢をかけるだけで二酸化炭素を簡単に発生させられますが、換気を始めた瞬間にCO2は消えてしまいます。
それに装置の自動化が出来ない上に、毎日手間がかかるので期待通りの効果を出すのは非常に困難な方法です。
発酵式では酢の代わりにワインをベーキングパウダーにかける方法もあります。
確かにクローゼット栽培にとっては4万円以上もかかるCO2システムよりも安上がりではあります。
発酵式ではイースト菌が分解をする過程で広いスペースが必要です。
アルコール度数が上がりすぎてイースト菌が死なないように水を継続的に足すので大型の容器が必要です。
砂糖も大量に消費し4.5kgの砂糖袋なら2~3週間持ちます。
ただしこの方法も実際にはCO2がどの位発生しているのか計るのが難しいのです。
正確に知るには発酵容器の上部からチューブを出してそれを通して計測するしかありません。
重曹と酢を混ぜる方法もあります。
1スプーンの重曹に30ccほどの酢をかけると瞬く間に重曹からCO2が噴き出します。
これは栽培部屋を出る直前に行いましょう。
さらに安価にCO2を作るには、よく消毒した2Lのボトルに砂糖を56g、自分の尿(!)を少々、尿が嫌な人はイーストを入れて、ボトルを良く振ってから25℃に保ちます。
2週間にわたって28gの砂糖に対して14gのCO2を作りだします。
同様のボトルを何本か用意して一度に何本か設置し、3日ごとに新しいものに変えます。
ですが、CO2を加える効果はまさに絶大です!250wのHPS電球(蛍光灯型、白色、並列使用)で照らした場合、なんと8日間で38cmもの成長を記録しました。
容器としては3.7L入りのプラスティックの牛乳ボトルが最適です。
キャップには小さな穴をひとつ開け、この穴から透明のチューブをボトルの中へ差し込みキャップを密閉します。
あとはイースト菌に発酵させるだけです。
1日2回、炭酸水を直接吹きかける方法もあります。
専門家らは認めませんが、中には収穫が増えたと錯覚している人もいます。
これは換気をしない狭いクローゼットで特殊な条件が重なったためだと思われます。
多くの苗に炭酸水を吹きつけるのはとても金のかかる方法ですが、葉の気孔を詰まらせるナトリウムが少ないので、使うのならクラブソーダよりも普通の炭酸水のほうがお勧めです。
2,3回吹きつける度に真水で葉を洗いましょう。炭酸水はどこでも売っていますが売り切れていたらクラブソーダでも代用できます
ナトリウムが2倍入っていることに注意してください。
Miracle Growを希釈したものを一緒に吹き付けると良いでしょう。
炭酸水を使うと湿度が上がります。
特に開花期には換気を良くしないとカビの繁殖と節間の間隔が大きくなる恐れがあります。
注意: 熱を持った電球のそばに炭酸水を吹きかけないように吹き付けるときは必ず下向きにするか、もしくは電球を消してから行います。CO2の濃度を上げる事で30-100%収穫を増やせるとしても、その労力、コスト、場所、危険度そして手間を考えると、換気装置の設置も良い代案です。
植物は常に新しい空気が入ってくれば、光合成に必要な200ppm以上のCO2を取り入れることが出来ます。
クローゼット栽培であれば2-3時間ごとに新しい空気を入れてCO2を補充します。
都市部においては空気中のCO2レベルがすでに高いため、わざわざCO2だけを足す必要はないという人もいます。High Timesの記事によれば、収穫期近くにCO2レベルが高すぎると逆に収穫量が減るそうです。
収穫の2週間前にはCO2の補充は止めたほうがいいかもしれません。