ヘアアイロン抽出!?ロジンWAXとは?
ヘアアイロンを使用したロジンの造り方
ロジンとは溶媒を使用しない、熱と圧力で絞り出された大麻成分の濃縮物です。
準備する物
- 乾燥大麻
- プレッサー
- クッキングシート
- ヘアアイロン
- ダバー
ステップ1
乾燥大麻を0.3g〜1gをクッキングシートで挟む。
(この時に乾燥大麻をプレッサーなどで固めると、絞り安いです。)
ステップ2
ヘアアイロンでクッキングシートで挟んだ乾燥大麻を、絞る。
(温度は100〜120℃位に近づけてください。火傷に気を付けながら30秒から60秒、ヘアアイロンが壊れない様に強い力で押してください。)
ステップ3
クッキングシートに付いたロジンを回収する。
*簡易的な抽出方法なので、そこまで量は取れません
ヒートプレス機を使用したロジンの造り方
準備する物
- 乾燥大麻
- ロジンバッグ
- クッキングシート
- 油圧ヒートプレス機
- ダバー
ステップ1
まずはロジンバッグに乾燥大麻を詰めて下さい。
この時、角になるべく隙間なく詰めて下さい。
余り詰めすぎてもロジンバッグが裂けてしまいますので、ほどよく詰めましょう。
ステップ2
ロジンバッグをクッキングシートではさみましょう。
ステップ3
ヒートプレス機の温度を90〜125度にして、クッキングシートで挟んだロジンバッグを約90秒プレスしましょう。
ステップ4
クッキングシートから、ロジンバッグを取り除き、ダバーでロジンを回収しましょう!!
ロジンヒストリー
2000年半ば頃はインターネット上で大麻の情報交換が良くされていました。
2006年にICmagと言うサイトの「Comphashion」という名前のユーザーが、すべての毛状突起の頭にある非常に望ましい化合物を、それらの化合物の周りのワックス状のキューティクルを引き抜くことなく抽出するために使用していたプロセスについて説明し始めました 。
その頃はまだロジンと言う言葉はありませんでしたし、抽出する技術も不完全でしたが彼が最初にロジンを造ったと言われています。
まだ、その頃のwaxはBHOが主流でした。
ブタンガスで抽出されるBHOは残留ブタンが懸念され、ナチュラル志向の大麻愛好家達はバブルハッシをダブしていました。
しかしバブルハッシでは不純物が多い為に、効率良くダブ出来ません。
ある日ハッシの不純物を取り除こうとヘアアイロンで挟んで取り除いていた時に、油が分離しているのを見つけました。
ロジン(ヘアアイロンロジン)の誕生です!
正確にはモロッコおよび他の主要な輸出業者の大規模なハッシュ生産施設は、彼らが押していたハッシュのレンガからの油の浸出を経験しますが、誰もそれを喫煙することを考えたことはありませんでした。
2015年Phil“ Soil Grown Sal” Salazarと言う人物がロジン技術を次のレベルに引き上げました。
大麻をヒートプレスすると言うプロセスは変えず、ヘアアイロンよりも、より多くの圧力と制御された熱を加えることによって、ハッシュから噴出するカンナビノイドとテルペンのオイルの量を最大化できることに気付きました。
(最初はバッツでは無くハッシからロジンを抽出していた)
そしてMacGyverと言う人物が、直接バッツを絞って見た所、十分高いグレードのハッシを生み出し、
それをフラワーロジンと呼びました。
その後Phil“ Soil Grown Sal” Salazarがバッツをミクロンメッシュフィルターに入れて絞る方法を導入し、更に効率良くロジンが生産される様になりました。
サラザールはロジン自体を発明したわけではありませんが、安心で安全な無溶剤ハッシのクオリティーを上げました。
そして、ヘアアイロンを取り戻したアメリカの女性達はPhil“ Soil Grown Sal” Salazarに感謝しました!
Phil“ Soil Grown Sal” Salazar
Soilgrown Solventlessの創設者/共同所有者/ロジン技術責任者
ルーツ「サスカッシュロジンプレス」をサポートする社長/共同オーナー
参考動画