大麻種子の歴史
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大麻の原種ザマル
大麻またはマリファナは、現在世界中のあらゆる場所で見られる植物です。
大麻は東部/中央アジア地域で生まれました。
その後、中東に広がりアフリカ大陸とアメリカ大陸の両方に広がっていきました。
何世紀にもわたって、人類は旅行や商業活動を通じて、大麻が自然に成長しなかった地域で大麻栽培を確立しました。
その大麻の原種の名前が「ザマル」といいます。
ザマルはどこから来たか?
ザマルはレユニオン島という、マダガスカルの東、南緯約21度に位置する島に原生していた大麻品種です。
アラブ人は10世紀にこのレユニオン島を発見し、17世紀にはフランスが占領し、フランスが大きなコーヒーと砂糖の収穫をもたらしました。
その際に、多くの奴隷がこれらの農場で働くためにレユニオン島に送られました。
そして、その奴隷の人々は栽培と消費のために大麻の種を導入しました。
アフリカとインドの奴隷をザマルと呼んでいたそうです。(ザマルの名前の由来です)
その奴隷たちが、レユニオン島にさまざまな種類のザマルをもたらし、伝統的に精神的だけでなく薬用の目的で使用され、痛み、不安、疲労を軽減に効果があったそうです。
植物の源流は種子です。
大麻種子の源流はレユニオン島というインド洋に浮かぶ島のザマルです。
そのザマルが世界の先々で進化して広まっていったのですね。